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床掃除のワックスがけの方法は?フローリングを美しくキープするコツを解説!

床掃除のワックスがけのポイントを知りたい人は必見!この記事では、床掃除でワックスをかけるメリットや基本的な手順、注意点について解説します。ワックスは床を美しく見せるだけでなく、すべり止めや傷・汚れの防止などの効果も期待できます。床掃除でかけたワックスを長持ちさせるポイントも紹介するので、美しい床をキープしたい方は最後までご覧ください!

 

床掃除でフローリングワックスをかけるメリット

最初に、床掃除でフローリングワックスをかけるメリットについて3つ紹介します。フローリングワックスには「ツヤ」「すべり止め」「傷・汚れ防止」のメリットがあります。

床にツヤが出て部屋の印象がよくなる

ワックスを塗った床は光沢・ツヤが出て、部屋全体の印象アップにつながります。床についた細かい傷を隠す役割もあるので、「床にツヤがなくて傷が目立つ」「掃除しても部屋の清潔感がイマイチ」という場合、ワックスがけがおすすめです。

すべり止め効果を期待できる

すべり止め用オイルが含まれるフローリングワックスを使えば、床がすべって転ぶ危険性を抑えられます。ただし、すべり止めの成分が含まれるワックスは他のワックスと比べて耐久性が短い可能性もあります。また、グリップが効きすぎることで逆につまずきやすくなるなど、歩行感が大きく変わる場合があります。
特にご高齢の方やお子様がいるご家庭では、一部分で試してから全体に塗布することをおすすめします。

床の傷や汚れを防止できる

ワックスはツヤ出し以外にもコーティング効果もあります。ワックスを塗ることで床の表面に膜ができ、物を引きずったときの摩擦を軽減できます。また、フローリングワックスには防水性があり、木材がカビたり変形したりするリスクの防止にもなります。

床掃除でワックスをかける基本的な手順

ここでは床掃除でワックスをかける基本的な手順について解説します。フローリングでワックスをかけるステップは、大きくわけて以下の4つです。

1.掃除機でホコリや汚れを吸い取る

最初に、掃除機でホコリや汚れを吸い取りましょう。ホコリや汚れが残ったままワックスをかけると、ムラの原因となります。

2.拭き掃除で油やベタつきを取り除く

掃除機でホコリや汚れを吸い取ったら、拭き掃除で油やベタつきを取り除きます。
以前に塗ったワックスが劣化して黒ずみやベタつきの原因になっている場合は、専用のワックス剥離剤を使って古いワックスを取り除く必要があります。剥離剤や洗剤を使用した後は、成分が残らないように最後にしっかり水拭きしましょう。

3.ワックスをかける

床がキレイになったら、ここでワックスをかけます。床の木目に沿って、ワックスを染み込ませた布やワイパーを動かします。フローリングワックスが乾く前に踏んでしまわないように、部屋の奥から入口に向かって移動しましょう。

4.床を乾燥させる

最後に床を乾燥させます。足跡や汚れがつかないように、ワックスが乾くまでは部屋に入らないように注意してください。ワックスによりますが、乾燥時間はおよそ1時間ほどです。

床掃除でワックスをかける際の注意点

床掃除でワックスをかける際、以下のような2つの注意点があります。せっかくワックスをかけても効果が出なかったり、床を傷めてしまったりするリスクにもなりかねません。事前に把握しておきましょう!

床の素材に応じたワックスを選ぶ

フローリングワックスは、以下のように床の素材によって適するものが異なります。

  • 水性ワックス:多くの素材の床に使いやすい

  • 油性ワックス:オイルステイン仕上げやロウ仕上げの床向き、無垢フローリング向き

  • 乳化性ワックス:無垢フローリング向き

床の素材を傷めないか、事前に目立たないところでテストをしてから塗布することをおすすめします。

注意:ご自宅の床がワックスがけ可能か必ず確認しましょう
近年のフローリングには、表面に特殊なコーティングが施された「ワックス不要(ワックスフリー)」のタイプも多くあります。ワックス不要の床にワックスを塗ると、うまく密着せずムラの原因になるため、作業前に必ずご自宅の床の取扱説明書を確認するか、不明な場合は住宅メーカーや管理会社に問い合わせましょう。
また、洗浄剤のアルカリ成分により劣化を速めてしまうため、近年、本物のフローリング(木床)にはワックス掛けは推奨しない方向です。
見た目が木床のフローリングに近い、ノンワックス系のホモジニアス(木床ギミック)が主流になっており、お手入れ方法に迷った場合はプロに相談するのが無難です。

夏や冬のワックスがけは避ける

ワックスは気温が高いほど乾燥しやすく、寒くなると乾燥まで時間がかかります。夏のワックスがけは乾燥が早すぎてムラの原因となるため、避けたほうがいいでしょう。反対に冬はなかなかワックスが乾燥せず、床との密着度が落ちてしまいます。ワックスは春・秋にかけることをおすすめします。

床掃除でかけたワックスを長持ちさせるコツ

フローリングのワックスがけは時間や労力がかかるので、できる限りキープしたいもの。

床掃除でかけたワックスを長持ちさせるコツについて2つ解説します。長持ちのコツをチェックしてください。

日常的な掃除を心がける

定期的な掃除はワックスだけでなく床そのものの品質キープにも効果的です。拭き掃除までできれば理想ですが、忙しい場合は掃除機だけでも毎日かけるといいでしょう。また、傷がつきやすい床には、カーペットやラグを敷くこともおすすめです。

定期的にプロに依頼する

忙しい場合や部屋が広い場合など、なかなかワックスをかけられないという人もいるでしょう。そのような方には、ワックスがけをプロに依頼することをおすすめします。専門的な技術やアイテムを使うため、家庭で行うより美しい仕上がりになるでしょう。さらに床の品質を長持ちさせやすく、長期的に見ると経済的にもメリットがあります。

まとめ|フローリングはワックスで美しくキープ!

この記事では、床掃除でワックスをかけるメリットや基本的な手順、注意点について解説しました。
フローリングワックスはツヤ出し・すべり止め・傷や汚れ防止などのメリットがあります。床の素材に応じたワックスを選び、定期的なワックスがけを実施しましょう。自分でなかなかできないときは、プロに依頼するのもひとつの手段です。

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