オフィスや自宅をいつもキレイにキープしたい人は必見!この記事では、掃除の年間スケジュールを立て、計画的に実行する方法について解説します。最後には年間スケジュールのリストも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
年間スケジュールで掃除するメリット

最初に、年間スケジュールを立てて掃除するメリットについて3つ紹介します。計画的な掃除にはさまざまなメリットがあるので、ぜひ実行してください。
年末年始にゆっくりできる
掃除といえば、年末に大掃除として一気に行う人も多いでしょう。しかし、年末は仕事納めや親戚の集まりなどさまざまなイベントで、掃除の時間を確保できないケースもあるはずです。日頃から定期的に掃除することで、年末年始の時間をゆっくり過ごせるというメリットがあります。
精神的な余裕が生まれる
毎日整理整頓された部屋で過ごすと、精神的な余裕が生まれます。清潔な環境はメンタルに良いだけでなく、必要なものをすぐに取り出せるなどのメリットもあります。仕事や家事を効率化できる点でも、掃除は年間を通してこまめにするといいでしょう。
1回の掃除の手間が省ける
定期的に掃除をすると、汚れが蓄積する前に手入れができるため、1回の掃除にかかる手間や時間を大幅に削減できます。「ひどい汚れを見たくない、触りたくない」という人には、こまめな掃除をおすすめします。
掃除の年間スケジュールを立てるコツ
掃除の年間スケジュールを立てる際には、以下のような3つのコツが挙げられます。無理なく実行するために、ぜひ参考にしてください。
場所ごとに計画を立てる
「1ヶ月で1つの場所」という掃除計画にすると、年間を通して実行しやすいです。逆に、1ヶ月で複数の掃除場所やアイテムを計画すると、実行が大変になってしまうでしょう。
キッチンやリビングのようなアイテムが多い・面積が広い場所は、無理に1ヶ月に収めるのではなく、2ヶ月に分けて掃除することをおすすめします。
予備期間をつくる
掃除の年間スケジュールは12ヶ月すべてを埋めるのではなく、予備期間として空白の月を設けることがポイントです。仕事や体調不良などで予定が狂った場合、その後の掃除計画を立て直さなければならなくなるからです。
「毎月掃除しなければならない」というプレッシャーを感じないためにも、1年のうち2ヶ月ほどは予備期間として設定しましょう。
仕事や季節のリズムに合わせる
掃除の年間スケジュールをつくる際は、仕事や季節を考慮しましょう。繁忙期を予備期間にしたり、重労働になる作業は休みが多い月にしたりと、無理なく計画どおりに掃除しやすくなるよう工夫しましょう。
季節に合わせて年間スケジュールを立てることもおすすめです。たとえば油汚れは気温が低いと固まってしまう性質があるため、キッチンの油汚れの掃除は夏にしたほうが汚れが落としやすくなります。
【月別リスト】掃除の年間スケジュール例

掃除の年間スケジュールについて、月別リストを交えて一例を紹介します。1年を通して自宅やオフィスを全体的に美しくキープしましょう。
1月:玄関と靴箱
1月は1年の始まりということで、出入口である玄関・靴箱の掃除がおすすめです。床や靴箱の掃き・拭き掃除に加えて、不要な靴や置物を処分しましょう。
2月:キッチン(家電・家具)
キッチンにある家電・家具の拭き掃除をし、いらない食器を処分しましょう。冷蔵庫の中身を整理整頓し、キッチン家電はできる限りパーツを外して汚れを落とします。食器やキッチングッズを精査することで収納スペースに余裕ができ、日々キッチンを使いやすくなるでしょう。
3月:クローゼットや引き出し整理
寒さが落ち着き、衣替えやシーズンアイテムの入れ替えをしやすい時期です。クローゼットや引き出しの中身を入れ替える際に、不用品を捨てましょう。ハンガーやラックが汚れていたら、拭き取ってください。
4月:リビング
4月は新しい生活が始まる時期なので、比較的簡単な掃除がおすすめです。リビングは普段から利用しているので、あまり手ごわい汚れはついていないはずです。掃き掃除・拭き掃除などの普段の掃除に加えて、ソファやクッションのカバーの洗濯、ケーブル・コードのホコリ取りなどを行いましょう。
5月:浴室や水回り
5月は梅雨に入る寸前の時期なので、今のうちにカビ対策として浴室や水回りを掃除しましょう。クエン酸や重曹を使ってアイテムや浴槽を磨いたり、メラミンスポンジで水垢をこすったりして、普段あまり掃除しない箇所もキレイにしてください。
6月:家電のメンテナンス
6月は梅雨本番なので、家電をメンテナンスして快適に過ごしましょう。とくにエアコンはカビや湿気が溜まりやすいので、フィルターを外して掃除してください。ほかにも除湿器や扇風機、洗濯機もメンテナンスしておくと、夏を快適に過ごせます。
7月:予備月
7月はちょうど半年の掃除スケジュールが終わるタイミングなので、予定どおりに進まなかったときを想定して予備月にしましょう。暑い気温を利用して、布団やカーペットなど大きな布の洗濯をするのもおすすめです。
8月:キッチンの油汚れ対策
8月の暑さを利用して、キッチンの油汚れを掃除しましょう。暑さによって油が緩んでいるので、漬け置きでも汚れが落ちやすいです。換気扇やシンク、コンロをキレイにするのにぴったりな季節です。
9月:窓とベランダ
暑さが若干落ち着いた9月は、窓とベランダの掃除がおすすめです。窓の水垢を拭いたり、ベランダに溜まった落ち葉やゴミを取り除いたりしましょう。
10月:フローリングの手入れ
夏から秋にかけて裸足で歩いていると、いつの間にかフローリングには皮脂汚れが溜まっています。10月に床の皮脂汚れを掃除し、ワックスをかけておくと、美しいフローリングで冬を迎えられます。
11月:トイレの徹底掃除
年末になる前に、汚れが溜まりやすいトイレを徹底掃除しましょう。便器や床など普段から掃除する箇所だけでなく、換気扇や小窓なども本格的にキレイにしてください。
12月:年末の総仕上げ
1年の締めくくりである12月は、これまでの掃除のやり残しに対応する「調整月」としましょう。8月から11月にできなかった箇所の掃除に充てたり、来年の掃除計画を立てたりすることをおすすめします。
自宅もオフィスも年間を通してこまめな掃除を!
この記事では、掃除の年間スケジュールを立て、計画的に実行する方法について解説しました。年末年始に一気に掃除するのではなく、1ヶ月ごとに特定の場所を掃除することで、年間を通じてキレイな部屋をキープできます。
オフィスも自宅も、年間スケジュールで無理なく掃除しましょう!
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